しごと・差別解消部会

【部会の目的】
障がいのある人が、安心して自分らしい働き方ができるよう、多様な働き方・就労支援について協議を行います。
【取組み】
①意見交換会
　毎年、日中活動系の障害福祉サービス事業所間の相互理解、連携意識の醸成を促すとともに、利用者支援における質の向上を図るため、意見交換会を開催しています。
具体的には「自立支援協議会とは？」をテーマとした講義とオープンな空間で気軽に意見交換できる" ワールドカフェ風" のグループディスカッションの開催や、少人数のグループに分かれて「他事業所との連携」「地域とのかかわり」「作業内容の情報交換」他、9つのテーマの共有といった内容です。
②就労サポートブック（第4版）発行
　就労サポートブックは、一般就労を目指す人へ、就労に関する相談窓口やサービスを整理した冊子です。また、各関係機関がお互いのことを知るためのツールとしても活用いただくことが可能です。
冊子は、加古川市役所障がい者支援課や加古川公共職業安定所( 専門援助部門)、基幹相談支援センターの窓口に設置しています。

農園体験

農福マルシェ

【部会の目的】
障害を理由とする差別事案が発生した際に、関係機関が集まりその解消に向けた協議を行います。
【取組み】
①障がい者の「声」を知る・聞く場の開催
合理的配慮の提供の好事例を広く発信していくためには、まずは自分たちが「知る」ことが大切であることを部会で確認し、不当な差別取扱いや合理的配慮の提供に関する理解を深めています。
具体的には、障がい者団体の当事者を部会にお招きし、普段の生活のなかで感じる『困りごと、生きづらさ』や、合理的配慮を受けたことで、自分たちの生活や社会全体に変化があった場面について、語っていただきました。
今後もこのような機会を設け、「どのように差別解消や合理的配慮の提供について広く市民へ発信していくか」について考えていきます。
②地域からの不当な差別的取扱いに関する相談事例の検討
部会に寄せられた「不当な差別的取扱い」に関する相談を通じて、合理的配慮の普及・啓発に向け協議しています。
今後もこのような事例検討を積み重ね、課題解消に向けて研修会の実施や啓発活動に取り組んでいきます。

【令和5年度】
活動月	活動内容
01月	部会の目的についてと不当な差別的取扱いケースの共有